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冬の作業は「剪定」
今日から3日間、リンゴづくりの勉強に行ってきます。
冬の作業はリンゴ樹の剪定なので、勉強の内容も、主に剪定について学んできます。

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(2月の剪定の勉強会の様子)

雪が降ろうと、寒かろうと、農家はやっぱり働いてます。
でも、今年の津軽は雪が少なく、畑の雪も30cm〜40cmほどになりました。
昨年、一昨年と、2m近い大雪になった反動でしょうか?
author:永田農園, category:農業研修, 12:08
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熊本ミカン研修3
みかんの樹

ミカンは、全然熟していない真緑な状態でも食べられるそうです。

リンゴは、でんぷんが糖に変わっていく果物なので、未熟だとでんぷんが残っていて美味しくありません。雑味があり、後味も悪いです。

ミカンの場合、未熟な時期は「クエン酸」がほとんどで、熟すに従って糖が増えてくるそうで、未熟でも雑味は無いそうです。
未熟なミカンの方が香りが強いらしく、真緑なミカンを好んで食べる方もいるそうです。
当然、物凄くすっぱいとのこと。

真緑なミカン、一度食べてみたいです。
author:永田農園, category:農業研修, 23:59
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熊本ミカン研修2

同じ果樹でも、リンゴは落葉樹。ミカンは常緑樹。

リンゴは冬が近くなると葉が枯れ始め、自然に果実が落ちやすい状態になります。
多少のコツはありますが、リンゴの収穫は片手でもぎ取ることができます。

ところがミカンは、ハサミがないと収穫できません。
無理に引っ張ろうものなら、果皮が破けてしまい、売り物にならなくなってしまいます。
しかも、ハサミでミカンの皮をちょっとでも傷つけようものなら、出荷の途中で腐ってしまうとのこと。
なので、ハサミ傷のついたミカンは捨てるように言われました。

農家さんの話を聞く分には、収穫までの作業はリンゴの方が手間がかかりそうですが、収穫は圧倒的にミカンの方が大変でした。
リンゴでも斜面の畑はありますが、ミカン畑ほど急斜面ではありませんし、リンゴもミカンも同じように大変だなぁと、つくづく思いました。

だんだん畑

author:永田農園, category:農業研修, 23:59
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熊本ミカン研修
今回の研修に参加したのは80名弱。
二人一組になって、農家さんのお宅へ泊りがけでの作業体験です。
私は熊本県玉名郡天水町のミカン農家、「橘華園」の中山剛志さんの所にお世話になりました。

天水町の風景

作業体験した畑から見える風景です。
天水町は古くからミカン栽培に取り掛かった地域だそうで、急な斜面を切り開いた畑が多かったです。
作業は大変ですが、高地のだんだん畑の方が、品質のよいミカンが採れるそうです。

写真に映っている遠くの方が、(かすんで見えまえんが)島原半島。
かなりの距離がありますが、海風が吹き込んできます。
熊本の気温は青森より高いですが、風はとても冷たかったです。
author:永田農園, category:農業研修, 23:59
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九州へ研修に行ってきました。
青森県では2年に一度、各市町村から数名〜数十名選出して集め、リンゴ生産後継者を育成する事業があります。
「りんご産業基幹青年」という名称で、費用は各市町村が負担。
今年で28期という息の長い事業で、私も今年から、この基幹青年に参加しています。
12/3〜12/8の間に、基幹青年の九州研修があり、熊本でのミカン収穫や、福岡のイチゴ栽培、青果市場の視察などを行ってきました。 

熊本、天水町のミカン

ミカンの研修については、明日また投稿します。
この研修もあったりで、実は畑の越冬準備がまだ終わっていません。
ホームページの更新は畑の越冬準備が終わってからになります。
author:永田農園, category:農業研修, 23:59
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